USBメモリによくある故障(物理故障)

USBメモリが折れたり、曲がったりしたことによる内部断線

折れて曲がってしまっているUSBメモリ
こうなってしまっているのに、まだ読めるUSBメモリをお持ちの方は、スグにバックアップを取って下さい。

USBメモリで最も多い故障です

USBメモリを「ノートパソコンに差したままでバッグで持ち運んだ」なんていう猛者もおられます。大抵の場合は、PCに差して作業している途中で、物が当ったり、なにかを載せてしまったなどでおきます。

この場合は、内部でPCへの接続部(USB端子側)とチップが乗った本体側との間に断線が生じておきます。

ここからデータを読みとるには、完全に分解した後で、パソコン側とチップが載った基盤側とをリード線でハンダ付けして再接続するという手作業となります。ペンハンダと独立ルーペを用いて根気よく接続していきます。


USBの記憶媒体劣化による読みとり不良

USBメモリ内部の記憶媒体チップ
USBメモリ内部の記憶媒体チップ部分の写真です。この部分の不良又は熱等での基盤からの剥離も多くみられます。

USB内部の記憶媒体故障

USBメモリ内部の記憶用チップが熱や静電気で故障又は劣化して起こる故障です。この場合は、特殊なデータサルベージ基盤を用いての作業となります。折れた場合のリード線での修復よりも時間・費用ともにかかります。最低でも5日~1週間の作業となります。市販のUSBメモリの場合は、50万回程度のデータの書き込みが目安とされています。


USBメモリ内部のメモリーチップや制御チップはがれ

USBメモリの制御ドライバチップ
USBメモリ内部の制御ドライバチップの故障。難易度は高くなりますが、読めた場合のデータの救出率は高くなります。

内部のドライバチップ故障

USBメモリのドライバ情報を記憶しているチップが何らかの原因で剥離又は損傷する故障です。この場合は専用の設備で生きているだろうメモリチップを健康な基盤に移し替える作業が必要となる場合もあります。救出作業の難易度としては高くなりますがメモリチップ故障の場合と比べると、メモリそのものは健康な場合が多く救出率も100%となる場合が多いです。ただし、お時間は長めに頂きます。


USBメモリの抜き差しによるコネクタ摩耗などの接点の劣化

USBメモリが読めなくなった原因は接点の摩耗かも
USBメモリは接点が摩耗して読まなくなってしまことも

USBメモリは抜き差しの度に摩耗していきます。品質や材質にもよりますが、多くは1000~1200回程度で接点不良を起こしやすくなります。1つのUSBメモリを何年も使い続ける方もおられますが、毎日3回抜き差しする場合で1年。1日1回でも3年程度で交換することをおススメします。また、このUSBメモリというメディアは電子でデータを記憶する媒体ですので、大切に保管していたとしても7~8年もすると記憶状態が劣化していくことも少なくありません。普段から使用しているメディアであれば2~3年程度で新しいものと交換していきましょう。